お彼岸。

2017.9.21


 大変!すっかり日にちが経ってしまいましたが…。
お忘れではないでしょうか?今日は、お彼岸。
おやつに「おはぎ」を提供しました。
お彼岸は年2回、春と秋にあり、「五穀豊穣」と「魔除け」の意味を込めて、ご先祖様への感謝と家族の健康を願って墓前やお仏壇に「ぼたもち」や「おはぎ」をお供えします。

「ぼたもち」と「おはぎ」の違いってご存知でしょうか?
春のお彼岸 → 春に咲く「牡丹」に見立てて「ぼたもち」と言われ「こしあん」を使用します。
秋のお彼岸 → 秋に咲く「萩」の花に小豆の粒と似ている事から「おはぎ」と言われ「粒あん」を使用します。
 ご先祖様を敬いながら、美味しく頂くの事も日本の文化に触れるひと時になりますね。







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小豆粥。

2017.1.15


 本日の朝食に、小豆粥を提供しました。
小豆粥とは小豆と米を炊き込んだお粥の事です。
小正月(1月15日)に食べて悪鬼を避け、疾病を払い、一年の健康を願います。
また、小豆の赤には神秘な力があり、疾病除けのまじないとなっていたそうです。
~小豆粥の効能~
 小豆は解毒作用、利尿作用があり、むくみ取りや便秘解消、胃を穏やかにするといった働きがあります。小豆粥は消化が良く、お腹から体を温める効果もありますよ。







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鏡開き。

2017.1.11


 今日は、「鏡開き」おやつにはぜんざいを食べました。
朝からことこと小豆を炊いて軟らかくし、子ども達にはお米のお団子、大人には焼いたお餅を入れて提供しました。

 鏡開きとは、1月11日に、歳神に供えた鏡餅をおろして割り、雑煮や汁粉に入れて食べる行事です。
もともと、正月20日に行っていたそうですが、徳川三代将軍家光の忌日にあたるので、承応年間から11日の蔵開き〈新年になり、初めて蔵を開き家産の増殖を祝う行事〉に合わせて行うようになったそうです。

なお、鏡開きは、神への供え物に刃を立てることを嫌がり、
刃物は一切使わず、手や槌で割るのがしきたりだそうです。







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子ども用


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大人用

七草粥。

2017.1.7

 本日の朝食に、七草粥を提供しました。
七草粥とは、春の七種を刻んで入れた粥の事を言います。
これから始まる新しい一年を平和に暮らせることを願い、邪気を払い万病を除くことを祈って食べます。
また、お節料理で疲れた胃腸を休め、不足しがちな栄養素を補うという効能もあります。

~七草の種類と効能~
・せり(芹)…発汗・解熱、利尿、食欲増進の作用
・なずな(薺)…消化機能を整える、消炎、鎮痛、利尿、解熱、下痢止め
・ごぎょう(御形)…咳止め、たん切り、利尿作用、扁桃腺炎
・はこべら(繁縷)…整腸、消化作用、切り傷、歯槽膿漏、痛み止め
・ほとけのざ(仏の座)…筋肉の痛み緩和、健胃・食欲増進
・すずな(菘)…整腸、解熱、利尿、便秘、鎮静作用
・すずしろ(蘿蔔)…整腸、消化促進、風邪の特効薬、あかぎれ予防

子ども達にとっては、苦~い七草ですが、
無病息災を願って毎年提供しています。







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あけましておめでとうございます。

2017.1.5

今年も手作りの御節料理を囲み、
新年が始まりました。

乳児院では、子ども達には干支のおにぎり、職員には手まり寿司を御節料理と一緒に、皆で楽しい時を過ごしながら頂きます。


奈良県のお雑煮は、白味噌仕立てなんですが餅を取り出し砂糖入りのきな粉をつけて食べるのが風習なんですよ。
皆さんご存じでしたか?
一度召し上がってみてくださいね。


当院では、御節料理をはじめ、日本の食文化や伝統を行事食として提供しています。
手間隙かけ、愛情込めて作る食事の温かさも併せて子ども達に伝えていこうと思っています。



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